11買った、という話は先日したので割愛。今日は何をするかというと、11に限らず、FaceID搭載したiPhoneの
↑これ
横持のゲーム中に物凄く邪魔。実は11を買って届くまでの間、プロセカがまともに動くのかTwitterで調べてたんだけど、「ホームバー触ってマルチ切断された」系の話が多すぎて肝心の動作がよくわからなかった。SE2での感じから大丈夫だとは思うけど。それよりも、ゲーム中のホームバーを消す方法を知らない人が異様に多いみたいなので、誰かのためになればと書いておくひとり言。
結論から書く
単刀直入に言えば、アクセスガイドを使えば良い。
今開いているアプリ以外は起動しないようにできる機能で、FaceIDかパスコードでロック解除するまではそのアプリで固定される。で、ホームバーもちゃんと消える。当然、ほかのアプリも開かないので、邪魔するものがほとんどなくなる。
ただしめんどい
このアクセスガイド、まずいちいち発動させるのが地味に面倒。良くも悪くもそのアプリ以外の機能をシャットアウトするのでアクセスガイドを終了させるのも面倒。ただアクセスガイドを使おう!って記事ならこれで終わりなので、これを極力楽にしよう!ついでに通知とかもこないようにしよう!という方向に舵を切ります。ただ、デメリットもあるのでそれも読んで判断したうえで設定することを推奨。
下準備
アクセスガイドの準備
設定アプリを開いて、アクセシビリティ→アクセスガイドと進みます。
ここで、アクセスガイドが有効になっていようがなかろうが、一度無効にしてから再度有効にしておきます。デフォで有効になってても発動しないバグがあったので。
次にパスコード設定を開く。ここにFaceIDという項目があるはずなので有効にしておきます。これはアクセスガイドから脱出するときにFaceIDが使えるようにする設定。
そしてアクセスガイドのパスコードを設定で、6桁のてきとーな数字コードを入れます。これはアクセスガイドから脱出するときに必要になるパスコードで、セキュリティに関わる部分ではないので「000000」とかでもいいと思います。
追加で、画面の自動ロックの設定を変えておくと、アクセスガイド使用中は本体の大本の設定とか、低電力モードに左右されることなく画面の自動ロック時間を指定できます。
アクセシビリティに戻って、ショートカットという項目を開きます。ここで、アクセスガイドにのみチェックが入った状態にしておきます。
正直、これは設定しなくてもいいんだけど、後々使う可能性があるので有効にしておくこと推奨。
もしくは、設定→コントロールセンターで、含まれているコントロールにアクセスガイドをつっこんでおきます。
AssistiveTouchの準備
設定→アクセシビリティ→タッチ→AssistiveTouchを開きます。AssistiveTouchは後の設定で勝手に起動するように設定するので、オフのままでOKです。
カスタムアクションのシングルタップをホームに、長押しをメニューを開くに割り当てます。ダブルタップは暴発防止のために何も割り当てないこと推奨。
待機状態時の不透明度はいじらなくてもいいけど、濃すぎると邪魔なので自分は20%にしています。
おやすみモードの準備
設定→おやすみモードを開いて、常に知らせないにチェック。ただ、これに設定するとおやすみモード時はiPhoneの画面がついてても通知されないので注意。通知センターに送られはします。
繰り返しの着信はオフにしておきます。ただ、重要な電話が多い人は注意。
ショートカットの準備
ショートカットというアプリを準備します。基本的にiPhone購入時に勝手に入ってますが、消したとか何か入ってない場合はAppStoreからダウンロード可能。
ショートカットの設定
↑で準備したアクセスガイド、AssistiveTouch、おやすみモードの3つを、特定のアプリを開いたときに自動でONにする設定をします。
ショートカットアプリを開いて、下の方にあるオートメーション→右上の+アイコン→個人用オートメーションを作成と進みます。
新規オートメーションという画面が開くので、Appという項目を選択。Appの横の選択をタップして、ホームバーが暴発しては困るアプリを選択(2つ以上選択可)。
下の開いていると閉じているの部分は開いているにチェックが入っていれば問題ありません。
次へを押して、アクションを追加をタップ。Appおよびアクションを検索に「アクセスガイド」と入力、候補に出てくるアクセスガイドを開始を選択。
+ボタンを押して、Appおよびアクションを検索に「AssistiveTouch」と入力、候補に出てくるAssistiveTouchを設定を選択。
さらに+ボタンを押して、Appおよび(ryに「おやすみモード」と入力、候補(ryおやすみモードを設定を選択。
おやすみモードを オフ にする のオフの部分をタップ、オフ時の部分をタップして、おやすみモードが解除されるタイミングを設定します。ここは人によって違うけど、基本的にはオフ時のままでいいと思う。
次へを押して、実行の前に尋ねるをオフにして、完了をタップ。
この状態でさっき設定したアプリを開くとアクセスガイド、AssistiveTouchとおやすみモードが自動で起動するけどAssistiveTouchはアプリを閉じた後消えてほしいのでそれの設定をします。
右上の+を押して、個人用オートメーション→App→さっき選んだアプリと同じものを選択→アクションを追加→AssistiveTouchと検索→AssistiveTouchを設定→オンに変更になってると思うのでオフに変更に設定→次へ→実行の前に尋ねるを除外→完了
おやすみモードも不要だ、という人は同じ手順でおやすみモードも追加。
試しに、さっき指定したアプリを起動してみてください。
アクセスガイドから脱出するには
AssistiveTouch(黒くて丸いやつ)が表示されると思うので、iPhoneを一度縦持ち(FaceIDが認識できる状態)に、そしてAssistiveTouchをシングルタップ。少し待てばアクセスガイドを終了しましたと表示されるはずなので、あとはいつも通りの手順でアプリを閉じるのみ。
FaceIDが使えない場合
↑の手順を踏むのが難しい場合、サイドボタンを3回クリック→さっき設定したパスコードを入力→終了で脱出できます。
また、根本的にFaceIDが壊れてるとか、FaceIDが使い物にならないとかそういう場合はAssistiveTouchにあまり意味がないので今までの作業の中のAssistiveTouchに関わる部分はすっ飛ばして問題ありません。
おやすみモード
おやすみモードの取り扱いは注意。オフにし忘れたり、逆に勝手にオフになってて通知が来る来ないという事故が起きるので、臨機応変に設定を変えるとか、手動でオンオフするとか気を付ける必要があります。
自分は通知は邪魔だという人間なのでおやすみモードは常時オン。
サイレントは事前に
サイレントのオンオフはアクセスガイド発火前に済ませておきます。アクセスガイド起動中はサイレントスイッチを切り替えてもiPhoneは無視してきます。
問題点
アクセスガイド実行中にiPhoneの画面をオフにするとか、それ以外にも変な操作をすると一連の流れが崩れて厄介なことになることがある。あと、このご時世外でFaceIDは使いにくいので、外で使う場合はあまりAssistiveTouchが意味をなさない。
あと、ショートカットは事前に尋ねるをオフにしてても発動したことを知らせる通知がくるので、ほっとくと結構ショートカットからの通知がたまる。
iPhoneの機嫌次第ではショートカットそのものが発火しないことがあるので、その時はいったんスイッチャーとかホームに戻って再度開くと大体発火してくれます。
正直、これでも不便なのでもっといい設定あるよとかあったら教えてください